神津 善之介 公式サイト

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夕日が沈むまで
サイズ:27×41cm

本はゴールデンウィークが終わった頃でしょうか?
こっちは土日の後にメイデーとマドリードの祝日が続き4連休でした。
そうなると息子はずっと家に居ます。
集中したい気持ちに反して、ついつい私も彼と遊んでしまい、
絵ははかどりません。

で、今日はまた息子の話。

先日6歳になった息子はいま幼稚園でサッカーにハマっています。
私も子供の頃は休み時間に野球をやったものでしたが、
スペインの場合、ほとんどの男子はサッカーのようです。

私が暮らしているのはマドリードなので、
園の子供達はレアルマドリードか、アトレティコマドリードの、
どちらかのチームになりたがります。それはもう熱狂的に!
けれど、うちの息子はそれに反して、
「僕はテネリフェー!」とか、「エイバルー!」
といった聞き慣れない地方の2部チームになりたがる。
なぜならそこに日本人選手が居る(もしくは居た)からです。

現地の公立幼稚園に通っている彼にとって、
同じようなスペイン人だらけの環境の中、
一人で頑張る日本人が彼の心の支えになっているらしく、
自分も彼らと同じチームとして戦いたいらしいのです。
でも同じチームになりたがる子供なんて他にはいなくて、
彼の親友2人と彼を合わせた3人だけのテネリフェ軍が出来上がり、
10人相手のレアルマドリード軍と戦っているようです。

園の中でのことなので私は見てませんし、まだ小さな子供達なので、
大したルールもなく点数もあってないような感じみたいですが、
そんな3人チームでも10人相手に結構戦えるらしく、
やっているうちにテネリフェが勝ってくると、試合途中にも関わらず、
負けているチームのメンバーが勝っているチームに移籍するらしいのです。
(スペインの小さな子供達は何よりも負けたくないらしい)
最終的にはテネリフェ7人対レアルマドリード6人
みたいな感じの人数分配でサッカーが終わるようです。

幼稚園から帰ってくる息子に「今日の試合はどうだった?」と聞くと、
今日は「7人対6人だった」みたいな返事がかえってくる。
と言うことはテネリフェが1人多いから、点数は分からないが、
結果は何となく勝ったっぽいと言うことが分かる。
とまぁ、普通とは全然違う、不思議な試合結果を報告されるわけです。

そんな息子も最近は知恵がついてきたようです。

彼の友達のお父さんがサッカーの実況中継の解説者らしく、
ある日、「ねぇお父さん!
ルカってクリスティアーノのサインボール持ってるんだって!」
と息子が言ってきました。
私が「いつかサッカーの練習場を見に行こうな!」と言うと、
息子が「そこで選手に会えるかな?サインもらえるかな?」
と目を輝かすので、
「練習場ならば会えるんじゃないか?
でも、見に来る人もいっぱい居るだろうし、
サインをもらえるかは分からないけどなぁー」と私が言うと、
嫁が「ウノも目立つ格好すれば良いのよ。
あと、何か選手にウノからプレゼントとかあったら
握手とかサインとかしてくれるんじゃない?」と付け加える。
すると息子が、ハッ! と言う顔をして
「お父さんて選手の顔の絵描ける?」と聞く。
私が「なんで?」と聞くと、
「だからお父さんが絵を描いて僕が渡せば良いんじゃない?」
とドヤ顔の息子。

いやいやいやいやのおいおいおいおいーーー。
もう親父の職業を利用するという発想を持ってるのかよっ?!
なんともまぁ....。
子供の成長に驚かされた5月の頭でした。

さぁーてと、絵を描かなければ....。

                               神津 善之介


ギャラリー>新作 更新しました 2016/11/18


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