2018年の前田寛治大賞展に出品した作品です。
構図として、空の面積を大きく取ったシリーズです。
私は朝や夕の空の色が好きです。
けれど、描こうとすると朝夕の空はもの凄く移ろいが速い。
だから何度もその時間に空を見上げます。
空の色はいつも同じようですが、実は毎日変わっていて、
それはまるでその日の私の気持ちが映し出されているようです。
いつも見上げて感じるスペインやヨーロッパの空の大きさを
描きたいと思ったのです。
この度は「EL CIELO DE VENEZIA ベニスの空に神がいるのなら」で
市民賞を頂きました。

タイトル:EL CIELO DE SALAMANCA : サラマンカの空(虚と実)
サイズ:162 x 162 cm