タイトル:グレーとピンクとエッフェル塔

 

あっ!という間に師走ですね。
サッカーをしている息子の迎えに出かける時、見上げる夕焼け空が綺麗な季節になりま
した。

昨日無事に終了致しました大丸神戸店での個展に際しましては、コロナの第3波の被害
を受けている中にも関わらず、私の絵を観に、多くのお客様にお運び頂きましたこと、
とても嬉しく、大変光栄に思っております。
心より厚く御礼申し上げます。

この度は帰国も在廊もできなかったので、皆様にお会いできず、誠に残念でした。
次回こそはちゃんと皆様のお顔を拝見して、御礼を申し上げたいと思っております。

さて、世の中は師走です。
息子からはもうクリスマスプレゼントのリクエスト(私宛ではなくサンタ宛)が届いて
います。
マドリード市内はイルミネーションの灯が点りました。
そんな師走という言葉で思い出すことがあります。
私の姉二人は、月の名前を自分の名にしています。
10月に生まれた長女は「かんな」、次女は8月に生まれて「はづき」と言う名前です

なので、その法則で行くならば、12月生まれの私も神津師走となっていたところでし
た。
危ない危ない!!
私の名前が師走だったら、なんか売れない落語家のようになっていた所でした。

話は少し戻り、スペインと言う国は、春や夏がとても似合います。
皆さんのイメージに出てくるスペインも強い陽射しの風景だと思います。
でも実は冬が結構長いのです。これから暫く長い長い冬が始まります。
私は冬が好きです。冬の匂いが好きです。
でも冬のスペインよりも、パリやロンドンの冬が好きです。
そんな訳で、表紙の絵はどんよりした雲間からピンクの陽が出ていたクリスマス前のパ
リの絵です。
ギャルリーラファイエットというデパートの屋上からみた風景です。

そして、もう一つお知らせがあります!
日本経済新聞社グループの「日経アート」のサイトで、
今月から『神津善之介油彩画選』として私の作品を14点発表しています。
お時間がございましたら是非ご覧ください

以下、日経アートのページです。
https://art.nikkei-ps.co.jp/

では皆様、
どうぞ、温かな年末をお過ごし下さいませ!!!

神津 善之介 拝

ギャラリー>新作 更新しました 2020/6/12