ショパンノコイ
サイズ:38×55cm
今月の11日から私は初めて広島で個展を開きます。
それに合わせ日本に戻る予定です。
私の嫁のおじいちゃんは広島県にある因島という小さな島で暮らしていたので、
そこへは何度も訪れたことがありますが、
その時は尾道経由で因島だけをピンポイントで訪れていたので、
まったくお恥ずかしい話、広島市には行ったことがありませんでした。
そんな訳で、初めての広島市はとても楽しみで、心が躍ります。マドリードに暮らして25年程になりますが、
いまも常に感じることはスペインと日本とで異なる光のさまです。
日々常々その色の異なり、その光のありようを絵の中に追い求めていますが、
まだまだ道のりは遠く、益々見極め、描き表さなければと強く思っています。
このたび、広島という街が持つ光の色や空気の匂いを、
この個展で感じられることをとても楽しみにしています。
それに合わせ日本に戻る予定です。
私の嫁のおじいちゃんは広島県にある因島という小さな島で暮らしていたので、
そこへは何度も訪れたことがありますが、
その時は尾道経由で因島だけをピンポイントで訪れていたので、
まったくお恥ずかしい話、広島市には行ったことがありませんでした。
そんな訳で、初めての広島市はとても楽しみで、心が躍ります。マドリードに暮らして25年程になりますが、
いまも常に感じることはスペインと日本とで異なる光のさまです。
日々常々その色の異なり、その光のありようを絵の中に追い求めていますが、
まだまだ道のりは遠く、益々見極め、描き表さなければと強く思っています。
このたび、広島という街が持つ光の色や空気の匂いを、
この個展で感じられることをとても楽しみにしています。
また、広島を訪れる際、初めての地に根付く風情を感じることも楽しみの一つです。
そして、その街に住む若者たちの新たなものを作り出そうとするエネルギーや流れ、
もしくは古き良きものと新しい美意識との両面から生まれる共存のバランス、
そんなものを街から感じとれると、私の胸はさらに高鳴ります。
私自身も最初は17、8世紀絵画の技法を学んだのですが、
今はその中に現代絵画の思想や技法を織り混ぜたくて日々格闘しています。
ですので、この度の個展において、私の描くアカデミックな部分と、
現代性を意識して表現したものとの共存のバランスを
皆様に感じて頂けたら光栄です。
そして、もう一つこれも大事なお知らせです!!!
私の姉が何年かぶりに小説を出しました。
私はもう読みました。
身内が言うのは憚れますが、とても面白く興味深い本です。
私の酷い文章力とは違い、同じ姉弟でもこうも違うかね?!という本です!
水力発電が主軸の歴史小説です。
神津 カンナ著 「水燃えて火」1800円+税、
中央公論新社から出ています。
ぜひ本屋さんかアマゾンでお手に取って頂けると幸いです。
神津 善之介
*ギャラリー>新作 更新しました 2016/11/18